これからのこと

こちらのnoteに書いた通り、過去のお話を読み返している。

「エブリスタ」への投稿を始めました|ななゆき
表題の通りのお知らせです。 「エブリスタのアカウント持ってるよ!」という方は、こちらもフォローしていただけると嬉しいです。 ななゆき女性同士の恋愛(GL/百合)や少し不思議なお話が多め。エンタメと純文学の狭間。困難にぶつかり傷ついたとしても...

思えば、2023年頃に投稿を始めてから2年間、かなりの数のお話を書いてきた。
長編も一本書き上げたし、それなりにはコツコツと活動してきたつもりでいる。

そうやって書いてきたお話に共通しているのが、現代+日常に近いお話、であること(最近はちょこちょこ不思議なお話やSFも書いているものの)。

そして、次の本に載せるお話を書いている今、現代+日常のお話に限界を感じ始めている。
「もう書けない!」というよりは、「このテーマ・舞台で書きたいことは書き切ったな」という感覚。
とくに、「生まれる前から、私たちは」は私にとってかなり大きな一作で、あの二人のお話を書けたことも大きな区切りに感じている。

だから、もっと今まで書いたことがない突拍子の無い方向、それこそ宇宙SFとかファンタジーとか、そういう方向に振りたいという気持ちが日に日に強くなっている。

現代+日常のお話は、次の本で出す内容が一つの区切りになるのではないか、と考えている。
その本ができたら、今までのお話の改訂や本の改版をおこないつつ、ずっと(かれこれ数年以上)書きたいと思っていた、ガールミーツガールアンドロイド宇宙SF長編を書くのを本作業にしたい。
改版した本は冬~春にかけて世に出しつつ、長編も書けたら来年の夏頃に本にするような、そんな計画。


もともと良くも悪くも飽き性で、同じことをこつこつと続けることができない。

すぐ新しいことを試したくなるし、今までのやり方を変えようとする。

小説を書くことにも、そういうタイミングが来たのかもしれない。

もっと違う世界で、もっと違う”二人”の話を。

でも、そこには一貫して私の中で思い描くものが共通して存在しているといいな、と願う。


何より、こうやって先のことも考えながら、「あれも書きたい」「これも作りたい」と思えることが、一番しあわせなことだと思う。

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