何か「形を作ること」が好きなんだと思う。
今は小説を書くことに活動の軸を置いているけれども、実際は絵を描くのも好きだし、本を作る過程、たとえば組版をして、表紙を描いて、デザインをして、といったことや、即売会参加のためにあれこれ準備するのも好き。
それらはすべて「何か形に残るものを作る」という行為であって、そのどれもが面白いし楽しいと思えるからこそ、続けられるのだと思う。
逆に、「小説を書くこと」自体に重きを置いているわけではなくて、むしろ飽き性なせいで「何時間もひたすら書き続ける」みたいなことができないので、過去の作品を書き直したり、本を作ったり、絵を描いたり、イベント探したり、みたいな工程を挟まないと活動ができない。
(だから「小説を書くこと」自体に熱意を注げる方は本当に尊敬する)
前までは「とにかく書かないと……」と自分を責めて、焦燥感で苦しくなることもあったし、そのせいでサークル関係の準備を後回しにして、結局中途半端な形で参加することになって後悔したり、みたいなこともあった。
だけど、最近は書くこと以外にもいろいろな意味を見出しながら、「いろいろやってみよー」の精神で取り組むようにしている。
と、書きながらXを見ていて、ふと目に入ったポスト。
同人活動で売り上げとかマーケティングとか考えるのは……という気持ちは置いておくとして、結局それぞれの活動全部が好きかどうかっていうのは大切で、むしろそれらが苦手っていう人も当然いるよなあ、という気付き。
そう考えると、やっぱり私の「いろいろやってみよー」精神での取り組みはひとつの正解なのかもしれない、とちょっと自信を取り戻したり。
コメント